人でみる、みどり福祉会

最初の目標は顔と名前を覚えてもらうこと。

入苑者の方と心を通わせるのは、施設介護においてとても重要なこと。入苑者の中には気難しい方や、慣れるのに時間がかかる方もいるんですが、そんな時は自分から積極的に心を開いて、時間をかけて関係性を築いていくんです。だからフロアの異動は試練でした。ゼロからのスタート。それまでのやり方が全く通用しないなんてこともあります。満足してもらえてないと感じたら、何がダメだったのかを考えて次の日また試してみる。失敗を繰り返しながら「ありがとう」に辿り着けたときの喜びは格別です。

相談できる仲間がちゃんといる。心強いですよね。

大変な仕事ですが、それ以上のやりがいを得られる仕事だと思います。辞めたいと思ったことも過去にはありますが、続けられたのは相談に乗ってくれたメンバーのおかげですね。みんな似たような悩みを乗り越えてきたんだと知って、気持ちがスッと楽になりました。話しやすい環境と聞いてくれる仲間、それが揃っている職場だからこそ、長く続けられるんだと思います。今の目標は社会福祉士の資格を取ること。生活相談員を目指して日々勉強中です。

高校時代に祖母の介護をする母の手伝いをしたことで福祉に興味を持ち、大学で社会福祉を専攻する。職員の雰囲気や環境に惹かれみどり福祉会へ就職。広島より上京して一人暮らしをしている。夢は生活相談員※。

※特別養護老人ホームなどに設置され、入居を希望するお年寄り本人とその家族やケアマネージャーらと話をしながら「施設での受け入れが可能か」や、「入苑生活を楽しんでいただけるか」を見極める職種のこと。


海外に行くための連休を取りたければ、その分頑張ればいいんです。

働きやすさは魅力だと思います。フロアのメンバーみんなで助け合いながら仕事をするのはもちろんですが、それ以外にも「こうしたらもっと働きやすくなる」という意見に耳を傾けてくれる職場なのは嬉しいです。PC作業が苦手な職員も多いので、月一で事務に集中できる日を作ったり、旅行に行くために月の休みをまとめてとることを認めてもらったり。歴史のある施設の良い部分は残して、変えていける部分は自分たちで変えていける、柔軟性のある職場だと思います。

仕事の先輩は人生の後輩。頼りにされるのは嬉しいですね。

肉体的にも精神的にも大変な仕事だと思います。学校で学んだり研修したりしたことと、実際の現場の仕事とのギャップに、はじめは戸惑うかもしれません。でも、ここでの仕事は一人で行うものではなく、チームで力を合わせて行うもの。信頼し合える仲間にきっと出会えると思います。同じフロアのメンバーはみんな家に遊びに来たことがあるんですが、わが家では仕事の話は禁止(笑)。あえて違う話をすることで、仕事とは違うコミュニケーションをとっています。普段仕事を教わっている若い先輩たちの人生相談に乗るなんてこともあるんですよ。

飲食業界で長く働き店長職を経験、当時は仕事の持ち帰りが多くプライベートとの境目がなかったという。介護の仕事へ転職したのはもともとお年寄りが好きで、ヘルパー2級を取得していたため。積極的に意見を出すことで働きやすい環境作りに貢献、一回り年下の先輩社員たちからの信頼も厚い。年二回は海外旅行へ行き、趣味のサーフィンを楽しんでいる。

飲食業界で長く働き店長職を経験、当時は仕事の持ち帰りが多くプライベートとの境目がなかったという。介護の仕事へ転職したのはもともとお年寄りが好きで、ヘルパー2級を取得していたため。積極的に意見を出すことで働きやすい環境作りに貢献、一回り年下の先輩社員たちからの信頼も厚い。年二回は海外旅行へ行き、趣味のサーフィンを楽しんでいる。