理事長のご挨拶

みどり福祉会・理事長

社会福祉法人みどり福祉会は

1979年(昭和54年)、緑区(現在の青葉区)に特別養護老人ホームひかり苑を創立いたしました。当時、横浜市の港北部に特別養護老人ホームがなく、緑区・青葉区・都筑区の住民皆様の後押しで、富士山が正面に見える高台の見晴しの良い地に開設、以来38年が過ぎました。
従来家族が中心となって支えてきた介護は、介護する家族自身の高齢化、核家族化、一人暮らし、そして女性の就労と複雑化しています。誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくにはどうしたらよいのか、みどり福祉会職員一同、ご利用者様自身とご家族様と共に考え支え合って今日までまいりました。

現在横浜市青葉区を中心とし

入所の拠点施設として、特別養護老人ホームひかり苑・ひかり苑居宅支援センター短期入所事業・訪問介護事業・居宅介護支援事業を、青葉区さつきが丘において経営。 在宅サービスの拠点として、横浜市より指定管理を受け、横浜市さつきが丘地域ケアプラザ・横浜市恩田地域ケアプラザを運営しております。また、東京都町田市には特別養護老人ホーム・短期入所・通所介護事業の高ケ坂ひかり苑を経営しており、当法人は、横浜市青葉区・緑区・町田市において地域に根差した在宅サービス事業を多種多様に展開し、切れ目なく介護保険サービスの提供を行っております。
これからも、地域包括支援センターと他事業所と連携して、お困りの方々を難局より救い出したいと思っております。関連病院の長津田厚生総合病院は、親族の経営する病院でもありますので、救急医療の協力でより充実した内容にしていきたいと考えております。どうぞ高齢者の諸事情でお困りの方はお声をおかけください。

公益事業として

2016年7月に千代田区御茶ノ水に「BJクリニックお茶の水」を開業いたしました。スポーツ障害者を一人でもなくしたい、特に学生スポーツ、社会人スポーツが盛んな現在、若い時の障害が根治しないまま一生付き合っていくより、何とか治療してまた元気にスポーツができる体にしてあげたい、という思いからスポーツ整形リハビリクリニックを開業いたしました。一般の整形外科では難しい症例を、大学病院のスポーツ整形分野の先生方が専門性を持って診察し、リハビリも先生方の指導の下行っております。また、夜の8時まで夜間診療をしており、社会生活と学業との両立が可能です。もちろん高齢の方々、一般の方々の診療も行っております。

「入苑者の顔に微笑みを 職員の顔にも微笑みを」

これからも微笑の絶えぬ心温まる介護を目指してまいります。ボランティアの方々の貴重なご協力をいただき、地域社会への積極的な貢献をもって、開かれた明るい施設作りを目標としてまいります。

理事長 戸田 堯子