◆今週の事例
昨日、夜10時過ぎに帰宅してアパートの鍵を開けたが、鍵穴から鍵が抜けなくなってしまった。夜間で管理会社とも連絡が取れず、ネットで鍵の修理業者を探した。サイトの簡易見積額は「7千円~」と表示されたが最低料金が7千円だと思ったので事業者に電話をかけて料金の確認をした。事業者は「見てみないと見積金額は出せない」と言うので来てもらうことにした。
作業員から提示された見積額は8万円で、簡易見積額とかけ離れた金額だったので、「こんなにかかるのか?」と聞いたところ、料金表を見せられた。深夜でやむなく支払ったが、適正な価格で精算してほしい。
◇センターからのアドバイス
鍵が開かない、鍵穴から抜けないなど、緊急時で慌ててしまいがちですが、ネット広告の料金表示をうのみにせず、見積もりだけの場合や、キャンセルした場合の料金、出張費の有無なども、事業者に依頼する際に確認しましょう。
現場で初めて作業内容や料金が提示されます。想定していた金額よりかなり高額な料金であれば、無理にその場で判断せずに作業を断りましょう。
緊急時に備えて、鍵の種類やメーカー等を確認し、信頼できる事業者の情報も調べておくと安心です。
また、クーリング・オフができる場合もありますので、請求額に納得できない場合は、作業後であってもその場で料金を払わず、センターにご相談ください。
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